エアコン用の穴がない!新築・新規エアコン設置工事の穴あけについて

エアコン用の穴あけ工事について

新築戸建てを購入された方、既に住んでいるところで今までエアコンが付いていなかったお部屋にエアコンを付けたいとお考えの皆さま、エアコン用の穴は開いていますか?


穴が開いていなければ室内機と室外機を結ぶ配管やドレンホース・電線など通すことができません。
既に穴が開いている方はどのくらいの大きさの穴が開いているのでしょうか。
65Φ・70Φ・80Φ・100Φ大きさはそれぞれだと思います。
スタンダードなエアコンでしたら65Φ以上あれば問題ないかと思いますが、RXシリーズ(Rシリーズ)やVXシリーズ・MXシリーズなどの加湿ホースが必要になる機種になると、通常セットの配管とドレンホースと電線にプラス加湿ホースが必要となるため65Φですと穴が小さく施工が困難となります。
エアコンファクトリーでは80Φの穴の大きさを推奨しており、それに伴いRXシリーズなどの加湿ホースが必要なタイプは80Φで穴あけをしております。

エアコン設置に伴い、穴あけが必要になることがあります。
穴あけは図面を見たとしても100パーセント完璧に行うことは困難です。
図面で確認したにも関わらず、家を建てる際に柱などを追加することもあるかもしれません。

■弊社では穴あけの確立を上げるために以下のようなことを行っております。
①ボード裏に下地があるのかを確認いたします。
下地がある場合はボード裏にある柱などを下地探しで探ることが不可能となります。
②細い工具で壁の中を探ります。
その際筋交いなどに干渉する際は別の場所を探らせていただきます。
全ては大事な柱を傷つけないためです。
探る際に空いた小さな穴は補修させていただきます(室内機で隠れますので見た目は全く問題ありません。)
③外壁部分に干渉するものはないのかをしっかりと確認させていただきます。

■穴あけ箇所がコンクリートの場合は外注でダイアモンドコア業者による穴あけをさせていただきます。

実際はこのような手順です。

こちらにエアコン用の穴を開けます。
エアコン用の穴あけは室内機の右側or左側どちらかに開けます。
これは壁の中の筋交いや柱・外側から見た時のキレイさなどを考慮して穴あけする場所を決めていきます。

エアコンの室内機を引っかける背板に水平器をあて穴を開ける穴下の位置を確定させます。
水平器をあてた際に天井などからの距離を測ります。エアコンが水平になっていても天井や梁などが曲がっていたりするとエアコンが曲がって見えてしまうことがあります。
このようなことがある時はエアコンを水平に取り付け曲がって見える方をお選びいただくか水平でなくても見た目がまっすぐに見えるようにするのかをご相談させていただきます。
(逆勾配になってしまう場合はお選びいただけないことがございます)

穴を開ける場所をロックオン!
下地が入っていない場合は下地探しを用いて筋交いや大事な柱がないところを決めます。
最善を尽くしていますがボードを開けてみないと正解はわかりません。

ボードのカスなどが散乱しないようしっかりと養生をしていよいよ穴あけ開始です。
まずはボードだけを穴あけします。

ボードと外壁の間には断熱材が敷き詰められています。
断熱材が工具に絡まないように避け、柱や電線などがないことをしっかりと確認して外壁まで穴あけを進めます。

外壁もそのお家によって使用されている素材が違うのでしっかりとそのことも踏まえて穴あけをしました。
何のトラブルもなく穴あけができました。

すぐ上を覗き込むと柱があります。
このような大事な柱をうまくかわしながら穴あけをしています。

穴あけが完了したらスリーブを入れます。
これで穴あけは完了です。
大事なお家に穴を開けることは不安なことも多いかと思いますが、エアコンファクトリーでは丁寧に穴あけもしています。

穴あけ工事失敗例①(更新工事の際に発見しました)
穴あけ工事失敗例②(更新工事の際に発見しました)

穴あけ工事の際のブログ

 

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